ロシアのとある街の郊外、小説家のミハエルは愛する娘ミラーニャと 二人でひっそりと暮らしていた。彼の元には悩める人々がやってくる。

「私の記憶を消して欲しい」

ミハエルは人の記憶を消す特殊な能力を持っていた。 小説のアイデアは彼らの記憶を元に書かれたものだった。 そんなある日、娘との思い出の一部が無いことに気づく。 過去が思い出せず、悩み苦しむミハエルは教会に行き神に祈る。 すると、 見たものすべてを記憶する超記憶症候群の女性マリアに出会う。 彼女は忘れることが出来ない病気に苦しんでいた。 そして、ミハエルと同じく特殊な能力も持っていた。 その能力とは記憶を呼び起こす能力だった。 ミハエルは彼女に取引を持ちかける。

「記憶を消すかわりに、娘との記憶を取り戻して欲しい。」

彼女の能力によりミハエルは記憶のはざまへと落ちて行き、 そこで、衝撃の真実を知ることとなる。